

緊張すると、毒舌の癖が出るクリスタ。そんな彼女を、ある日
誘拐迎えに来たのは隣国の第二王子アロイス。
毒舌、と言いつつそれが中々小気味よいので楽しい!
「ただのいい人」ではないアロイスとのやり取りが一番楽しいですが。
ありとあらゆる場面でその毒舌を発揮してくれるヒロインにおたおたする周りも楽しい。
――文庫を買うとだいたい中に挟まっている『新刊案内』で見て気になってはいたものの、中々手を出せずにいた作品をようやく読めた! と、いう感じなので。
……あとまだ二巻あるなぁ。と。
毒舌の理由が判明しましたが……。あれ、やめちゃうのもったいないなぁと。本人は大変なのでしょうが私的にはアロイスの意見に同意。
とはいえ。痛いところをつく毒舌に寛容でいられるアロイスはきっと鋼鉄の心臓をお持ちなのに違いありません。
こういうのはハタから他人ごととして見るから楽しいのであって。
面と向かって言われたら……。そして自分の意志とは関係なしに放たれるそれに対し、それはクリスタもたまらないだろうなぁ、とも思うわけで。
ここから話がどういう方向へ流れるのか……。ちょっと気になるなぁ。
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