

――やっぱり、というか、何というか。先日の予想通り買ってしまいました、『真夜中のパン屋さん』第3巻。
それにしても、この小説、とにかくキャラクターが濃いです。そして伏線のハマり方が凄い。
今回の新キャラ。まさか、もう二度と出ては来るまいと思っていたあの人が再登場、その際に存在だけは語られていた人物が、今回の新キャラであり、メインのゲストなんですが。
もう一人、彼らの関係者として登場する“魔法使い”。
この人の微妙な胡散臭さと、その正体が知れたあとの色んな人への“一言”のギャップが!!
基本、変態なのについ出来る奴だな、こいつ! と思ってしまう斑目氏や、多分悪い人なハズなのに、あれ、こいつそんなに悪い奴じゃないじゃん? とか一瞬騙されそうになる多賀田氏とか。
そして今回のこだまつながりの新キャラも。最後まで読み進めると、とにかく“やられた!”という気分になります。前回、前々回もそうだったけど。
そして、多分メインヒロインという位置づけでいいのだろう、希実の背後が少しずつ見え隠れしてきてます。
この『真夜中のパン屋さん』のサブタイトル、午前0時から始まって、一時、二時、と来てますんで。こうなると……、多分閉店時間の五時まで続くんだろうな……という気がしてきてる……。
今、既刊はどうやら三時、4巻までのようなので。あと2巻、出るのかな?
3巻と一緒に4巻まで買ってしまったので。
多分また近々4巻の感想をUPすると思います。
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