

前巻がそこそこ面白かったので。続巻が出たと知って早速買って読んでみました!
特殊能力を必要とするが故に、たった二人選ばれた呪禁巫医、火夏と咲良でしたが。
そのくらい自分もできる! と。宣戦布告をしに来たのは火夏と張れるくらいの美女――ではなく女顔美男子、花崗。
さて、何が目的かと思えば……。
前巻は、小話が2つ続いたあとで、どちらにも関与していた黒幕を3話目で退治、という流れでしたが、今回も同様に。
――小話に出てくるゲストヒーローが今回どっちも魅力的! ……そういえば前巻はどちらも男が人間、女の側が妖でしたが、今回は男が妖、女が人間――。
蛭の妖と、青鬼――。字面だけみるとえぇぇ、とげんなりしそうなのに、どっちもいい男揃い!
ライバルとして出てくる人間の男たちがどうにも印象のよろしくない者であるがため、余計にそう見えます。
そして、本命の主人公たちの仲は、といえば……。
どうも火夏の側は既に外堀を埋め終え、家族公認の模様……、ながら、相変わらず咲良だけが火夏の気持ちに気づいていません。
この手の小説ではままあることとは言え……、火夏の気持ちは黒護摩はもちろん、他の同僚たちにも、妖や花崗にまでバレバレだというのに……。
けど、前回はそんなに気にならなかった咲良の実の父君の正体。花崗が気にしてらっしゃいましたが、この先明らかになるんでしょうかね?
多分まだ続巻出るんだと思われますので。ちょっと気にしておこうかなぁ、と思った一冊でした♪
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