

「死神姫」の小野上明夜さんの新作が吸血鬼モノ、という事で。
早速読んでみました。
色々苦労性で苦労人の騎士様と、世間知らずの天然系おてんば神子姫コンビは大変結構。
騎士・レイヴンと神子・ブランシェのやりとりが楽しい! ……のですが。
“吸血鬼モノ”としての評価は……惜しい! もどかしいです。というか、残念です。
声で“染心”という呼称の催眠を使う、というのは面白いのに。――吸血しても血を吸った相手を吸血鬼にする事はない、という設定にしているのに。
頑なに神子姫からの吸血を拒む騎士様。
挙げ句の果てに。やっと折れて牙を立てたと思ったら。相手が……あれって……( ;∀;)
個人的には教育係のサーナキアも、天然系王子トーマも気に入っていますので、一応続きも読んでみようかな……、と。
どうやらこれ、二ヶ月連続刊行らしくて、Amazon覗いたら既に次巻の予約が始まっておりました。
吸血鬼ファンとしては、今度こそ、を期待したいところですね!
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