

さて。とうとう現在発売されている最新刊まで読みすすめてしまいました、ソードアートオンライン。
あ、でももう一冊プログレッシブってのもあったか。
けど、アリシゼーションシリーズとしてはこれが今現在の最新刊。
……まだ、シリーズが終わらない。けれど、随分と話の核心に迫ってきました。かの“カーディナルシステム”、の、イレギュラー版のような存在の少女から語られる、この世界の真実。
――この事実、現実世界の面々、主に菊岡や比嘉さんらは把握……できてるんでしょうか?
作中でキリトが抱いた懸念、私も大いに気になるところですが。
気になるのは11巻、アリシゼーション・ターニングにてアスナがすれ違った異様な雰囲気の人間、というやつ。
と、アリスやユージオが禁忌目録に違反した際に現れた、妙な男の存在。
まだめくられていない札がありそうな……。
そして、いよいよ上階へ向け、本格的に動き出すキリトとユージオ。当然各所に整合騎士様が控え、戦闘、となるわけで。
――今巻のラスボスはもちろん、アリス。
今回、強敵との連戦でキリトも流石に飄々とはしていられない様子。なにより、SAOでもALOでもGGOでもなかった“痛み”を感じる、という設定のせいか、より苦しい闘いになっている……。
けど、でもやっぱりキリトの戦闘センス、というか勘は健在。
そしてお人好し加減も健在。
特に50階でのエピソードは好きだな。久々にキリト、超激度。
やられた、と見せかけておいて相手を出し抜く。まずその判断力が流石……。
そして連戦の末、あらかたの整合騎士は片付けてしまったので。
……おそらく次巻はアリスと、暫定ラスボスアドミニストレータ戦、ということになるんでしょうが。
個人的に、さらにもう一人くらい裏ボスが登場するんじゃないか、という気もするんですよねえ……。
それもフラクトライトAIキャラではなく、現実世界の人間、つまりキリトと同じ立場の人間。例のアスナとすれ違い、ユージオらの違反を見ていた奴ですね。
それがいったい誰なのか。
……次が出るのはいったいいつだろう??
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