

……何というか。個人的には、ある意味ああ、やっぱり、というか。
部屋に……ソードアートオンラインと表記された本が、一冊ずつ着実に増えていっております。
なんていうか、ホント……、キリトくんて罪な子だよね。
1巻でSOAの本編は完結、2巻はその短編集、ということで。3巻て、いったいどうなるの??
って思いながら本を開き読んだところ。
キリトの活躍により、大半のSOAプレイヤーは現実世界に戻ることができたはずが、今だ目覚めない人間が約300人程居て、その中に――アスナも含まれていて。
その、アスナがSOAとは別タイトルのゲームに囚われの身になっているらしい……、という事で。
――そう、つまりあれですね。超分かりやすいやらしい悪役に囚われのお姫様を助けに行く騎士。
もちろん、騎士役はキリト。……もう、超お約束。
そして2巻の短編に登場していた、AI、ユイがしっかり大活躍。
……しかも。これまでキリトの話題の中だけの登場だった、ある意味初登場の女の子が、騎士キリト――もとい。スプリガンキリトの旅に同行。
……例に漏れず、キリトに惹かれていくという……。
しかもゲームの中だけじゃない。現実世界でまで……。
これはもはや天然タラシの域ではないか、と思うのだけど。
少女っぽい少年という外見と、彼の性格からして、典型的なタラシっぽくないのがまたなお悪い。
分かりやすくチャラければ女の子達は絶対引っかかってないはず。
女の子みたいな外見で、庇護欲、というか母性本能的なものをくすぐりながら。
いいところで格好良く強さを見せつけ、クールぶって見せるくせに。
突然弱みを見せてドキドキさせておいて。
最後にはやっぱりイイとこ見せて……。
もう、ずるすぎますね、キリトくん。……そうして彼にハマった人間がここにも一人……。
そして、部屋には着々ソードアートオンラインの文庫が増えていく……、と。
さて。次回はどんな女の子を誑かすんでしょうね、彼。
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