

さて。これまたシリーズ最終巻です。梨沙様の海上のミスティアシリーズ。
ルティアナ号という、超特殊な軍事訓練船において、ミスティアとなったエダと、その5人のミタス、そして仲間たちの物語。
前巻、『誰かが撃たれた』シーンで終わり、一体誰が撃たれたのかとハラハラしたのですが……、まさか、あの方だとは……。
軍事や、戦争をテーマにした作品だけに、色々血なまぐさいシーンや、傷ついたり、あるいは死すらもいつ誰に降りかかってもおかしくない、そういう意味でドキドキさせられる作品だったと思います。
ただ……、それだけに。
幕切れに関しては、正直ちょっと拍子抜け、というか……、もうちょっと踏み込んで欲しかった気もします。
脇役の方々のラストは悪くないのに……、重要人物になるに従って、ちょっと……、ラストが……。
いくらミスティアの心得、七不条令なるものがあるからって!
そこんとこの決着はきちんとつけていただきたかった!!
……ん。待てよ。そう言えば梨沙様の作品といえば、期間限定公開の番外編がつきもの。
なにかそっちでそういう動きがあるのだろうか?? ――ちょっと調べてみよう……。
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