

六蓮国物語の完結巻。
――まあ、オチとしては……、やっぱり、というか落ち着くべき場所に落ち着いたなぁ、という感じなんですが。
それにしても結蓮ちゃん、ぶれませんねー。天然っぷりも素敵だし。――最終巻にして初登場した結蓮の実父と季隆のやり取りも最高だったし。
そう、季隆です。
落ち着くべき場所に落ち着いたオチですが、季隆くん、頑張っておられます。
欲を言うなら、もう一冊出してもらって、半巻分くらいは季隆の「結蓮さがして○千里」的な感じにしてもらえたら……、と、思わなくはないですが。
季隆曰くの「天帝にハメられた」結果はそう悪くはない様子で、ホッとしました!
にしても。こういう結果に収まった、という事は……、季隆のご親友にあの世で再開する頃には、あの彼はいったいどこまで出世していらっしゃるんでしょう。
今の季隆とはどっちが上……?
っても、正直周囲の扱い的には結局、やっぱり季隆だよね。うん。いいキャラしてる。
この作者さんのもう一方の作品のヒーロー、リヒャルトが最近とみに甘い台詞ばかり吐いてくれるから。
これくらいヤラれキャラな季隆くん、結構お気に入りです。
普段あんなんでも頼りがいはあるし。いいよね。うん。
そして、そのもう一方の「身代わり伯爵」シリーズの新刊は7月刊行らしいです!
とうとうリゼランドに乗り込むことになったミレーユとリヒャルト。さー、どうなるのか。そっちも楽しみです♪
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