

アレクシオンの四誓となったシェリルは、改めて王宮で調薬師として働こうとするも、調薬師長のホルガーに邪見にされ、数々の嫌がらせを受けるのですが……。
前巻に引き続き、実に分かりやすい小物悪党の調薬師長ホルガー氏ですが。
今回、彼の部下として初登場を果たした調薬師副長ニクラス氏が……カッコイイ!
いえ、もちろんヒーローであるところのアレクシオンも素敵だし、彼の四誓のお三方もまあ、活躍してないわけじゃないんですが。
調薬師としての彼女を一番しっかり理解して、適切な擁護をしてくれているのはやっぱり彼ではないかと。
大変有能かつ好人物のようで。
ホルガーさんの人望のなさがより際立ちますね……。
『村のやんちゃ坊主』とシェリルに称されたクラウシオンも、確かにアレクシオンやラルフシオンにこそツンケンしているけれど、まあ、悪い人ではなさそうですが。
どうやらこの作品で一番腹黒い要注意人物はラルフシオンの様です。
巻の最後で衝撃の事実も発覚しますし。
――でも。私的に一番困っているのが。丸2巻読破した今でも、シェリルの師であるミスカ先生とやらの性別が判然としない事。
男なの?? 女なの??? どっち!!??
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