

シリーズのレーベルが移る前から、多少その傾向はあったとはいえ。
本当に、“アリス”にレーベルが移ってから、一冊の内容が、ページ数と共に薄くなった……o(TヘTo)
これまでだったら、前巻と今巻、一冊にまとめて出してただろうに……。
一冊一冊の進展が遅く、その点不満が残ります。
読者には既に諸悪の根源が誰なのか、明かされた上で進んでいく物語。
そのせいか、本来の敵以上に、小此木神官長の得体の知れなさが、彼をすごく悪っぽく見せる、という。
まあ、単純な良い人じゃないのは最初からそうだけど。
ここんとこ、ワルっぽい一面の方が全面に出てきてるからなぁ。
その点、最初からいかにもワルっぽく見える篠原がいいヤツに見えてくる……。
いやもちろん、仮にも四神の戦士、もともと悪い人じゃないんだけどね……?
実際、キヨちゃんを敵方にとられて、明らかに話の内容は最終章だというのに。
やっぱり一冊の内容が薄すぎる……。
レジーナとか、内容そのものが軽く読み流せる事がウリなシリーズ文庫よりもページ数が少ないとは……。
話はまだまだ面白いだけに、残念としか言いようがないです……。
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