

今巻の舞台が、水竜の里となる事は既に前巻の時点で分かりきっていましたから。
でも、最後に風竜ヴィートが懸念したこと。
ついでに意味深に付け加えられた、水竜の呟き。
――水の竜、というとクリスティーネだけど、他に知り合いが居るわけでもなく。
ジークこそああいったけど、実際どうなの? と。
前巻読了後から色々考えてしまっていたけれど……
発売前、予告のあらすじだけ読むと……、まさに騒動の種になりそうな、冒険者集団登場、との事。
今回ソウマがクリスティーネと共に水竜の里を訪れる理由の一つとなったその問題について、ハナから彼らを疑ってかかっていたのですが……
最後まで読んでみれば、ごめんなさいと謝りたくなるくらい良い人たちでした……。
ついでに、白竜の力は健在、かつ更に成長を見せた今回。
でも、やっぱり謎だらけのそれ。
だからまあ、近々そのエピソードは入ってくるだろうと思っていたし、むしろまずそこから始めるのかと思っていた前巻、突然水竜の里を目指して、その直前の街で風竜と遭遇、というエピソードに戸惑ったくらいだし。
これで、もう少し白竜の謎も明かしてもらえるかな~、と、次巻に期待!
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