

もともと、超お気に入り「おこぼれ姫」シリーズの作者の作品、という事で購入した前巻。
これで終わりの読み切りなのか、続刊が出るのか。
とてもビミョウな終わり方をしていたので。
話そのものはそれなりに面白かったけれど、終わり方の中途半端さから、ちょっとモヤっとしたものが残ったのが残念だったので。
続刊、ということで、早速買って読んでみました。
おこぼれ姫と違って登場人物は見事なまでに全員体も心も男。――故に、恋愛要素は欠片も無いのは前巻同様。
ただし、ほんの短い間だけの臨時の新米神様と守護代という関係だった千鳥と帯刀が、ようやく落ち着くところに落ち着いたな、という回。
この巻一冊分の落としどころとしては満足。
正直、読んでいて、彼らが本当に超高齢者であると忘れそうになる、千鳥の可愛さとか。
それと当たり前に喧嘩する一ノ宮、柏とか。
彼らに可愛がられる帯刀とか。
やっぱり、おこぼれ姫同様、キャラがすごく魅力的。
――だからこそ。
まだ、しっかり名前が出て活躍している守護代が、帯刀含め四人だけなので。本来八ノ宮までいるはずの守護代、全員のキャラ知りたいし。
可能であれば続刊が読みたいけど……、
おこぼれ姫の方も続刊を待ちわびている身としては……
まさにワガママなんだけど。
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