

このオチは……まあ、想像がついてはいましたけれど。
鵬玄派だった私としては……、分かっていたけどやっぱりちょっとという思いを捨てきれないラスト……でした。
救いは、この最終巻にきての突然の新キャラの“彼”の人となり。
青丞たちとも充分張れるイイ男で安心しました。
欲を言えば、あの“彼”も、謎の文だけでない再登場をしてくれてもよかったのに……、と。
表立っての協力は無理でも、扇夕の配下を捕らえる手伝いとか、最後の、白桜の企みにを陰ながら支えるとか……
そういうシーンがあるかどうか。
五分五分だと思っていましたが……答えは否の方でした。
――しかし。
オマケの書き下ろしが……、ね。
同作者の新シリーズを買わないと続きが読めない仕様とか。
以前、身代わり伯爵と六蓮国物語で覚えがあるぞ、コレ。
あの時はうかうかと乗せられ……、身代わりの、当時はひたすら甘い言葉ばかり吐きたがるようになったリヒャルトと、胸焼けしそうなイチャラブ展開の傍らの、六蓮国のあの季隆と結蓮ちゃんの愉快なやりとりにハマってしまったわけですが。
今回は……どうだろうな……。
最近のビーンズ文庫とビーズログ文庫は、妙に新しい作家さんの新シリーズばかり発刊してるけど……。
もちろんそれも悪くないけど、前から楽しみにしているシリーズの新刊がこのところパタリと音沙汰ないのが気になります!
これまでの発刊ペースならそろそろ……と思いつつはや1、2、3ヶ月以上経っているシリーズもあり。
――最たるものは、今日からマ王シリーズだけど。こちらは年単位だからなぁ。
今はそっちのが読みたいと思うのが本音なのだけど。
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