お庭番望月蒼司朗参る! 勿忘草と止まった時計

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これは、相当昔の話。ポケモン無印、オレンジ諸島編だった頃、カスミがサトシとピカチュウについて、「サトシあってのピカチュウ、ピカチュウあってのサトシ、そのくらい仲の良いコンビだから」というセリフが印象的で、未だに忘れられないのだけれど。

これもね、『清ちゃん』あっての『蒼司朗』、というコンビだったからね……。

まあ、『清ちゃん』の方はね、対外的にはいい子の優等生だし、実際にもそうなんだけど、それ故に、っていうか、ちょっと裏の黒い面があるのは、いつぞやの「メロン蟲ばくだん事件」前後、蟲入り缶の成長促進剤でのちょっとしたズルをしたりという事例からも分かっていたけれど。

ううん、こういう展開に持ってくるのか……と。

とにかくこれまでは四神様がとにかくぴよぴよカワイイで済んでいたけれど、幻獣が絡んできた頃から怪しくなっていた雲行きが、決定的に嵐を読んだな、という……これまでにないほど不穏な終わり方をしました。

これまでも、いい人そうに見えても喰えない神官長、今回の一件で、どう動くのか。
今回は蒼司朗本人よりも、周囲が試される回なのではないかなぁ、と思うので。

次巻、なるべく早くにお願いしたい気分ですね……(ﾟＡﾟ;)ﾄﾞｷﾄﾞｷ