

あわやという事態から、何とかギリギリセーフ、というお約束の展開。
朱咒→鵬玄→青丞の順に、それを繰り返し、そして結局バレるという展開が続き、そろそろマンネリ感が出てきたところで、クライマックス直前巻。
誰よりバレちゃいけない相手、青丞の父であり帝相手にも、やっぱりあわやの展開がこれまで何度もあったけど。
そして毎度、巻末最後の最後で、何か必ず白桜にとってマズイ提案をしてくる彼。
けれど。
せっかく叢雲の件が片付いたと思ったら、とうとう最大のピンチが到来。
正直、叢雲の件はやっぱり……というか、何となく読めたオチ通りの結末で、特に新鮮味が感じられなかったんだけど。
四神の跡取りたちにバレたときとは比べ物にならないほどのピンチ、というのを、ラストでどう纏めてくるかで、この話のレベルが決まるわけで。
この方の前作、「アラバーナの海賊たち」や「あやかし江戸物語」以上に、“またか”というマンネリがついて回った今作。
まあ、どっちとくっつくかについては、この表紙の絵柄を見れば一目瞭然だけどね……?
取り敢えず、まずは期待して待っておきましょう(-_-)゜zzz…
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