異世界で『黒の癒し手』って呼ばれています

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前からずっと気になってはいたけれど。
単行本価格では予算的にキツくて手を出せず、文庫化を待っていた段階だった作品――ながら。

お正月４日までとCMしていたBOOKOFFセールにて、１巻のみながらお安く手に入れる機会があって、つい誘惑に負けました。

既に６巻まで出ているうちの、まだ１巻しか読んでいない現状での感想としては。

――まあ、面白かったな、と。
魔法とか使い魔とか仕える異世界っていいよね～、って事で。

基本、多くても３属性、普通は２属性までしか使えない魔法属性の大半を使える主人公だが、異世界人である事と、チート能力を隠すため、『黒の癒し手』と『冒険者』の２つの顔を使い分け、経験値を積み確実にレベルアップをしていく……わけなんだけど。

世界を渡ったが故(？)の能力以外はごく一般の、大学新卒新米社会人な２２歳の彼女。
渡った先の世界の常識は皆無、新しい特殊能力に関わる知識・技術以外の特技はコレといってなし。

おかげで、本人曰くの『キラキラ王子様』には引っ掛けられまくって、秘密にしようと思っていた事柄も暴かれるし、トラブルにも巻き込まれる。

まあ、まだ一巻だからね。
起承転結の『起』部分としては面白かったと思うので、今後に期待、といったところ。
……けど。
1200+税×５は……キツイ(´；ω；｀)

早急な文庫化、プリーズ！

本当、文庫化して欲しいシリーズ多いのに。
スマホ・PCで読める電子書籍を、このレーベルは出していない、っていうのもイタイ。
この手のレーベル置いてる本屋って、電撃や富士見系置いてる本屋より少ないのに。
レーベルは扱っていても、欲しいタイトル置いてない場合も多々あるんだよね……、レジーナ。