

“孤独な魔女”、“
王子もとい皇帝”が迎えに来る、というあたり、真柴なお『百年恋慕』的な話かと思っていました。
……まあ、大まかにはそういう話だけど。
ちょっと、回収しきれていないエピソードや、尻切れトンボなエピソードがちょこちょこあるあたり、残念な部分が多い。
続編で、色々掘り下げてくれないと……
せっかく話そのものはそれなりに面白いのに、もったいない……
見覚えある作者名だと思ったら、「イミテーション・プリンセス」と同じ人。
これはその前作でデビュー作という事で、色々未熟な部分が目立ってしまったというところなんだろう……。
キャラや世界観のつくりはイミテーション・プリンセスのほうがしっかりしていたし。
作者の今後の作品には期待できるけど。
この作品単体だと、評価はあまりできない感じ。
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