

離婚できたら一攫千金、のはずが、とうとう離婚したら絶体絶命までいきましたか……。
周りは四面楚歌、離婚すべき旦那様は生死不明も、限りなく死の可能性が高く。
……物語の主人公は、追い詰められてナンボとはいえ。
けど、その分、ひっくり返った黒が、すこ~しずつまた白に変わっていく過程はやっぱり良いですね。
今回は弟君'Sの活躍がいい感じ。
ついでに、ラなお兄様の誕生秘話とか。
相変わらず頼もしいガウェインお義母様とか。
これも、見事にクライマックス編、ですよねぇ。
あの“1巻”のエピソード再び、とか。
胡散臭いあの男の、ああやっぱりと思いつつも、フェル並に胸を撫で下ろしたくなった“我が君”とか。
ちゃくちゃくと、名実ともに夫婦となりつつある“彼ら”とか。
何しろ、前の巻の終わりが“ああ”だったものだから、正直読み始めが怖かったんだけど。
まあ、これまでの旦那様との闘争は無駄じゃなかったんだねぇ、というオチを見ると、苦笑いが浮かびます。
とはいえ。
また色々シリーズの終わりが重なりそうだから……。
次をそろそろ探さないと。
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