

瑞沢一……いや、ちはやふる一イケメン(私個人の好みを言えば新一択だけど)なのに、器用貧乏で、何かと苦労の絶えない難儀なポジションに居た太一が抜け。
予選決勝戦、因縁の北央戦。
ドSな須藤さん、面倒臭がりな甘粕。一度目は北央を破って全国出場、二度目は運命戦に負けながら、2校の全国出場枠には残り、全国へ行き。
そして、3度目の戦い。――今回も、全国出場枠は2校。
けれど前回と違い、瑞沢とスコアのそう変わらない学校が他に何校もある状況で……ちはやの対戦相手は、ヒョロ。
第一巻から登場しながら、万年B級なオモシロキャラだったヒョロ君。
なんとここに来て表紙ど真ん中を飾っちゃったヒョロ。
当然これは今年はヒョロが主将……と、思いきや。
……違うんですよねぇ。
ちはやふるは……、ヒョロの言じゃないけど、ちはやがああいうキャラで、新やしのぶやらといった超A級キャラに挑む、という筋の話であるだけに……。
チームの仲間である机くんや花野さんはまだしも、他校のライバルキャラとしては、ヒョロは完全脇役状態。
太一とちはやの初公式戦の時など、一瞬二人にその存在を忘れ去られるくらいの脇キャラ。
――けど一方で、このシリーズで影の薄くなりがちな恋愛要素の最後の一線を守るという意味では重要キャラで……。
けど、今回ばかりはヒョロが格好いい。
そして、最後の勝敗を分けたのは……机くん。
今回は、ちはやや新やしのぶのような反則級の強さを持つキャラではなく、普通に頑張ってるキャラの活躍回。
そういう意味では親近感のわく話だった……。
そして。最後までオマケ4コマ扱いだった新のチームも当然予選突破。
太一の母の様子も何やらだし……。
次の全国大会……どうなるかな?
当然、映画も気になってるし。
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