歌手で2児の母でもあるhitomi(39)が、9月27日に東京・二子玉川ライズで開催された『Rakuten mama fes2015 Autumn』でミニライブ&トークショーを行った。この日は小学1年生の長女の運動会だったと話したhitomiは、「午前中にちょっと行けたので、手を振って応援してきました」と言い、フェスに集まったママ達に「(子育ては)1人で悩まず周りの人に相談しながら頑張りましょう」とエールを送ったが、ネット上では「運動会行ってやれよ」と批判が飛び交っている。
(URL : http://netallica.yahoo.co.jp/news/20150928-00010004-dailynews)
ネタりかで見つけた、この記事。
……とりあえず、このhitomiさんという人を、そう良くは知らないし、個人的にはこの人に対して特に批判しようというつもりもないのだけれど。
けど、この記事を読んで思い出したのは、いつぞや、我が子の入学式に出席するべく自らの仕事を休んだ小学校の先生の話。
あの時は、我が子優先に仕事をおろそかにした先生に批判が集まっていたのに。
今回は、仕事に出て我が子の運動会をおろそかにした事に批判が集まっている模様。
……確か、一昔前まで、芸能界といえばとにかく仕事優先が当たり前で、ともすれば親の死に目にも会えないのが普通とされた職業じゃなかったか?
片や、ある種“聖職”とは言え、基本的にはただの地方公務員。
なのに、この批判意見の真逆なこと、これ如何に??
記憶違いでなければ、件の小学校の先生のお子様は中学生だか高校生。
一方、このhitomiさんのお子さんは小学1年生。
前者の家庭環境までは知らないが、後者は現在離婚・再婚を繰り返した上で、先日どこかのバラエティー番組で、まぁちょっと如何なものかと物言いのつきそうな躾現場を公共電波に流してしまったらしい。
そして、前者の先生は、新一年生の担任だったそう。
「学校に入ったばかりで不安な一年生の児童をほっぽって、もう充分空気を読める年頃の我が子を取った先生」と。
「ただでさえ親の離婚・再婚で負担をかけている我が子の小学校初めての運動会をほっぽって、イベントを取った芸能人」と。
この線引きの基準がどこら辺にあるのか、分かるようで分からないのが怖いよなぁ、と。
色んな事象に、一つの意見しかない、という状況の方がむしろ特殊で、いくつか意見が分かれるのが普通……なのかもしれないけど。
ネットで批判されると、どこまで叩かれるか分からないからこそ、怖い。
ネット上のみの言葉だけでの批判ならまだしも、今は下手すると顔や住所、勤務先といった個人情報まで晒されて攻撃されるから……。
そういう事考えると、“芸能人の子”って事で、ただでさえ普通の子に比べて人目や心無い噂に晒される立場なのに、そういう意味での配慮に欠けるという点では、ちょっとどうかな、と思うんですよね……。
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