――昨日、いつぞやの菅総理のような迷惑行為は要らない、と書いたその午後に、ネットニュースで安部総理が現地視察に入った、というニュースを見ました。
……タイミングが悪かったのか、土曜日だったからなのか、TVのニュースでそれを見る事が無かったのですが。
まだ救出活動が続いていて、生死の運命を分けると言われる「72時間」の期限が迫り、時間がないと必死な人たちの人手を割いてでも、とりあえず「『何か』はした」とええカッコしいな思惑が見えて、なんだかヤな気分。
天皇皇后両陛下は、災害があった地域に、余計な手間をかけさせてはいけない、と言って日光行きを中止した、って言うのに。
わざわざ視察に出向かれたのだから、さぞかし有効な救済策を発表してくださるのですよね、安倍総理?
今はまだ、危急を要する直近の被害に関する報道の方が多いけれど、被災した地域は田園地帯で、多くの田んぼが水に浸かった様子はさんざんヘリの空撮で見たわけで。
少なくとも今年の収穫は全部パァなのは一目瞭然。
車も屋根まで水に浸かったような地域では、機械なんかもダメになってるだろうし。
収入のメドがつかないのに、出費の予定ばかりが積み上がる。
家も生活もどうなるかわからない状態で。
確実に、大工工事の手が多く必要になりそうだけれど、ただでさえオリンピック工事で、4年前の東日本大震災の被災地でも人手が足りないというニュースが度々伝えられていたわけで。
今回、やたらとトップニュースになっているのは茨城県常総市だけど、被災地は他にも数あって。
しかも、『工事が必要な災害』は、水害や竜巻などの突風被害など、それこそ全国各地、あちらこちらの被害を、ここ一ヶ月で何回報道されただろう?
言葉は悪いが、今回の災害も、直接の被害を被らなかった私からすれば、他人事。それでもニュースを見ていれば気分は重くなる。「頑張ってください」の言葉がこういう時どれだけ無責任で酷い言葉か分かっていても、「頑張ってください」としか言えないのだけれど……。
――そんな今日は、日曜日、という事で。
本日15:00、贄の花嫁 第46話『
運命へ続く道』をUPします!
国立競技場、予算だけでなく人でだって、イチから建て直すよりリフォームで済むならもっと少なくて済んだはず。
時代から言っても、今は『建て替え』より『リフォーム』の方が主流だというのに。
時代遅れの年寄りばかりが集まっての話し合いだから、こうなるんだろうな……。
「古き良き時代」というのが忘れられず、前を向く必要のない老い先短いご老体は是非早々にご隠居いただきたいものです。
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