

やっとだ、待ちわびたぞ、この時を!――この一言に尽きる、シリーズ最新刊。
ある日突然吸血鬼になってしまった高校生の主人公。まわりには秘密にしているけれど、果たしてその秘密がいつまで続くのか。
秘密が明かされるのが何時になるか、その状況が、自分で告白するのか、のっぴきならない状況を目撃されて文字通り“バレる”という展開になるのか。
この手の設定ならお約束といってもいい展開を、どう持ってくるのか。
1巻を読んでからずっと気にしていたこと。それがようやくひとまずの着地点を得た感じ。
今回の展開に関しては……まあ、文句なし。
でも、だからこそ今後は綾音か雫か、詩也が最終的に選ぶのは……? って事になっていくんだろう……。
脇にわらわらいる女の子たちもまたある種、地雷的な火種ではありそうけど。
ただ……、だ。
超個人的な好みだけを言うなら、ヒロイン綾音よりは雫の方が好みだったりするんだよね、キャラクター的には。
スポンサーサイト