

いよいよ9人目の騎士が決定――。これで軍師の席が埋まったから、残るは宰相と……あと2席、何だろう?
もしも残り3席を本当に王子3人で埋めるのなら、もしかして“最後”と言えるかもしれない、今回の“主役”は前回から引き続き、メルディ・クラインシュミット。
あらすじに、「メルディ負傷」なんてあるから、これはとんでもない大物が犯人で、うっかり深追いした結果なのかと思ったのに。実際本編を読んでみるとわりと簡単に「あれ?」と思えるのがあっさり登場。
その割に、今回は頭のいいはずのレティやメルディが若干の空回りを見せた結果、苦い結末を見ることに。
引いて見れば結果オーライ、と言えなくもないけど、ソレスの時みたいなスッキリ感は……流石に無いなぁ。
にしても、今回もまたアストリッドとメルディはいいコンビネーションを見せています。
そして今回、本編とは直接関係のないところでデュークがレティに向かって2発ほど、至近距離から大砲発射……。
これまで必死にとどまってきたレティの足元を崩しに来ました。――本人無自覚、ってのが……アレだけど。
残るは騎士3人と、レティの夫枠。
“夫”についてはもう、デュークか、そうでなければ誰とも結婚はしない、という結末なんだろうと、以前隻腕王と銃声王が漏らしたアレコレから思うわけだけど。
もしもフリートヘルム、グイード、レオンハルトの3人を騎士にするなら。役どころは何だろう?
グイードは宰相として。
フリートヘルムは……外交要員? とするならレオンハルトは??
今巻からレーベルの装丁の配色が変わったけど……。
あとがきに予告された、次巻に出てくる“久々登場”の人物がメインって……。
やっぱりフリートヘルム??
――グイード派の弱みを握ってから結構巻数重ねてきたし、そろそろフリートヘルム派の弱みを握る時期って事なんでしょうか。
でも、今回またしてもちらついた、「ナパニア」の名前とゼノンの存在。
次もまた関係してくるのかどうか……。
やっぱりこのシリーズ面白いです♪
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