

これまで、その殆どが謎に包まれてきたラスボス。
――分かりやすくイヤらしい敵役、飛燕らの属する賊の“ボス”。
それがようやくご本人の登場により、明らかに――。
采羅“ちゃん”サイドにはまだめくられてない札が隠されてる気がしますが。
“彼女”は――やっぱり女の子……なんでしょうかね。
虎光にしても、前巻あたりからボロボロと色んな事実が出てくる、出てくる……。
しかし、それでもこうもキャラの印象が変わらないって、ある意味すごいな。
でも、こんなんでもまだ一応格好良く見えているのは相変わらずワンコになって尻尾振っちゃうヘタレな旦那様のせいでしょうね、間違いなく。
――とうとうこの事実を虎光にも知られてしまった残念王子。
知らぬは鈴花ばかりなり……。
相変わらず、2歩進んで3歩下がって4歩進むような展開ですが。
それでも、すこぉし進みましたからね。
ラスボスが明らかになったところで、本格的にどういう方向に向かうのか、気になるところです。
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