【ワシントン=中島達雄】2025年からの火星移住計画を進めるオランダの民間非営利団体「マーズワン財団」は16日、「最初の移住候補者を100人に絞った」と発表した。
読売新聞 2月17日(火)17時23分配信(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150217-00050092-yom-sci)
ヤフーニュースで見つけて驚いた、このニュース。
何に驚いたって、まず“移住”のワードと、2025年というあまりにリアルに具体的な数字――。
今や、ハイテクな機器を搭載したロケットが、近隣の惑星に降り立って、調査を行う時代。
いずれはそういう時代も来るだろうということが、もはやSFファンタジーでは無くなっているというのは分かる。
実際、宇宙ステーションでは常に誰かしら居住し、様々な実験など行っているわけで。
だから、そう遠くない未来の話……としてなら、特に驚かなかった。
けど、2025年、たった10年後、というのはさすがにちょっと近すぎる未来の話ではないの?
漫画・アニメの「宇宙兄弟」では、月に研究施設を造り、そこへ行くことを夢見て、実現した弟と、これから実現しようとする兄の話が描かれていたけれど。
10年後なら、確かに、プロの宇宙飛行士が火星に基地を建てて、そこで一定期間暮らしつつ、研究するような……、そのくらいまではもしかしたら進むかもしれない。
でも、このニュースは、完全に“移住”だというのだから。
しかも、「寿司屋を開きたい」?
単なる研究施設の基地ではなく、店舗や公共施設のある“街”を作るつもりらしい。
5,60年も先なら、それもあるかもしれない。
ドラえもん誕生と設定されている100年後の来世紀なら、『銀河鉄道』の映画通り、太陽系の端の惑星にも街が……なんてのもあながちファンタジーじゃなくなってるかも、とは思うけど。
――さすがに10年、というのはまだまだファンタジーレベルの話な気がしてならないんだけど。
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