

「お庭番」シリーズ、ホント最近四神変化した後の戦いについて省かれる事が多くなった……、ってことは蒼司朗の戦いぶりにもう不安は無くなった、って事なんですかね?
けれど代わりに、厄介なことこの上なさそうな……敵がここ数巻にわたり登場していますが……。
前回、とうとう核心に気づいたらしい蒼司朗、いよいよ敵と直でご対面……てなシーンで終わったんで、さぞかし今回は緊迫シーンから始まるのだろうと、ドキドキしながらページをめくり……「あれ?」、と拍子抜け。
なんか老舗和菓子屋でほのぼの平和にいつも通り庭師の仕事してる……?
どうやら今回は一時スルーの模様。
だけど、ごく少ない“彼”に気づいた者として、今まで以上に厄介な意味で執着されたかもしれない蒼司朗……。
お騒がせな前お庭番の息子も帰り、いよいよ次巻からは本格的に対“ハイムエンデ”編に突入……するんだろうか?
望威やらハイムエンデやらが出てきてから、一気にきな臭さの上がったお庭番シリーズ。
そして、望威から四神の戦士達に渡った不思議な石、未だに使えていない彼ら……。
でも、今回篠原が一つの事実に思い当たってます。
この件についても次巻あたり動きがあるんでしょうかね?
それにしても。自習時間とはいえ、桐生くんのお見送りに学校を抜け出して来てしまう蒼司朗――。
これはどう考えても故郷の若殿の一件で篠原がやった事を覚えちゃった、って事ですよねぇ。
見送られる側の態度は随分と違いますが……。
次巻、彼のように帰ったはずの桐生くんが何故か帝都に舞い戻ってるオチまで一緒……ってのは……流石にないと思うけど。
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