企画第16弾!
今日は、これ。「
RHプラス
」



これまで推してきた作品はどれも、ジャンルや対象年齢に違いはあれど、基本ヒーローとヒロインが出てくる、恋愛要素への重きの置き方の比重は違えど、そういう面のある話ばかりでしたが。
これには、“ヒロイン”が一切出てきません。
女性キャラも多少出てきますが、ほぼモブか、そういう対象には絶対なりえない年齢及び立場のキャラ。
つまり、メインキャラは見事なまでに男しか出てきません。
――とはいえ。BLモノではありません。
私的にBLモノはあまり得意でない……というか生理的に受け付けないので……。
一応、不遇な境遇にあって色々消極的な少年が、きよいを家長とする屋敷で暮らす、その日々を描く、友情物語……というのが一番近いかな?
しかし……、トワイライトでもそうだったけど……。
これも、お子様方よりもきよいのほうが……私は好きだなぁ。
誠はまあいいとして……、あげはは子犬ちゃんみたいだし、政和も大人げないし……。
きよいも……いざとなると平気で暴走するんですがねぇ。
一番オトナなのは多分遥なんだろうけど……。
ミスターのいじられポジションも楽しい。
誠の身の上なんかはシリアスなんだけど、あげはと政和の2人が見事にコメディに変えてくれます。
この月長館の住人たちは皆吸血鬼なわけですが、それぞれ出自が違います。
きよいと政和はいわゆる「主人格」とか「純血種」と言える、特に政和はその中でも名家の出で、きよいはそれなりに年月を経た、BBB風に言うなら「古血」クラスの吸血鬼。
主人公の誠は、「純血種の古血」クラスの吸血鬼を父に持ち、人間の母から生まれた吸血鬼。
――こういう場合、生まれた子は「半吸血鬼(ダンピール)」という設定になるものが多いですが、誠はどうやら一応「吸血鬼」という事になっているようですね。
そして、あげははきよいが吸血鬼化させた元人間の吸血鬼。
一口に吸血鬼といえど、それぞれの出自からくるそれぞれの問題や悩みがあって……という。
そしてこの作品、番外編的なものがノベル化されているので、こちらも……。
と、いうか。ぢつは。この作品、元がコミックだとは知らないまま、最初にノベルの方を読んじゃったせいで、???な部分が多々あったワケで。
それでもノベルが面白かったから、コミックの方にも手を出したのですが。
コミック全巻読んでから改めてノベルに戻って、ようやく???な部分がスッキリして……、やっと100%楽しめた感があったせいもあって。
結構何度も読み返しちゃった一作です。
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