もう、12日目ともなれば……そろそろこのフレーズ要らないかなぁ、と思いつつ……それでも書いちゃう。
“こちらの企画も12日目~”、ってなワケで。
企画第12弾は――こちら、「
月と羊と吸血鬼 ねじれた世界の聖乙女
」。


最初の購入理由は簡単。Amazonで購入しようとしたとある商品が、まとめ買いで○円以上買わないと……っていう類のもので、ちょっぴりその金額に足りなくて……。
前々から“Amazonオススメ”やら“これを買った人はこんな物も買っています”枠に度々登場していて気になっていたコレを、新開拓するつもりでカートに追加、購入した次第だったわけですが。
ついで買いの、新開拓。正直初めはそんなに期待もしてなかったんですが。
読んでみたら、結構面白くて、今では自分のお気に入りの中でも上位にランクインしている作品。
これ一冊の読み切り作品なんですが、是非とも続編を出して欲しいと思う作品です。
(未だにその気配は全くもって無いのですが(m´・ω・`)m)
で。まず何が一番気に入ったかといえば、やっぱりヒーロー、カイエンのキャラクターでしょう。
ひたすらストイック、超がつくほどの堅物かつ真面目なキャラな一方、紳士だし。
何より、彼の正体が……、言ったらネタバレになるので書きませんが……、
最後、ヒロインを度々危機に陥れられ、怒りが頂点に達した彼の迫力は中々。
個人的には好きじゃないけど、物語的に面白いキャラクターだと思う学園長と、その羊の生徒会長。
でも、それらより気に入ったのは、彼らが集った学園、その成り立ちやそれを取り巻く世界情勢の設定。
人間の国と吸血鬼の国が存在し、互いに不可侵条約を結んでいる、けれどその学園は人間の国から吸血鬼の国へ亡命してきた人間を一時的に収容し、吸血鬼たちとのカップリングを取り持つ機関として機能している……。
物語は、とある陰謀に巻き込まれ、不本意にもその学園に滞在せざるを得なくなったヒロインと、彼女を助けようと奮闘する謎の吸血鬼……という流れなんですが。
惜しむらくは……最後のシーンでヒロイン自身が残念に思ったそれ、そのままの事。
できれば、続刊を出して、“それまで”の間にもう一事件起こして、例えばカイエンがこっそり訪れる、なんて展開の話があっても面白かったかなぁ、と思うわけで。
私、2次小説は書きませんが、書かないまでも、そういう続編的展開がついつい脳内で展開してしまうような一作。
そういう意味では、BBB以来の良作だと思います。
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