

「魔法使い」に「ハーブティー」なんて。
つい先日、ついで買いした上で読破の後、このブログでも紹介した「
招き猫神社のテンテコ舞いな日々
」と同じ作者さんの作品。
「招き猫」のカバーの折り返しにあった、作者の既刊一覧にこのタイトルを見つけたときは、それこそ私の書いてる小説「Need」シリーズに出てくるファティマー的な、イギリスの魔女をイメージしました。
そして、この本の表紙を見て、古きよき英国――よりは時代の下った話? とは思いましたが。
背表紙の、本のあらすじ的な文を読んで。
完全に舞台は現代日本、主人公も日本人の女の子――。
そして「魔法使い」は彼女の伯父――。
でも、結局「ハーブ」と「カフェ」のワードの語感に惹かれて読んでみたところ。
面白かった、です(*´∀`*)ノ。+゜*。
雰囲気としては「
紫陽花茶房へようこそ
」に似て。
「伯父さん」“先生”のキャラが良い。
まあ、正直主人公の親戚たちのあまりに王道で分かりやすい色々はアレですが。
あっさり読めて、読後感も良い。
電車やら喫茶店など表で読んでいて、うっかり吹き出すような展開もなく。
――ぢつは。この作者の既刊一覧で、もう一作気になるタイトルがあるんですが……。
もし書店で発見したら、ぜひ読んでみたいかも、と思わせるには十分な内容でした。
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