

自称「ただの魔女の孫」の英国人が営む茶房。
――二巻目、出るかな~?? と思ってましたが、出ましたね。
基本、一話ごとにキリの良い終りを迎える形の話なだけに、読み切り感覚で読めるのがいいところ……、というべきか。
この店主のゆる~いキャラのせいか、割とゆるゆる読める感じのお話。
英国、茶房、というからには当然メインは紅茶。
――の、はずが、今回は番茶が登場する運びになったり、これまで微妙にぼかされてきた店主の裏側がちらりと垣間見えたり、ヒロインの背景にも描写が及んでいたり。
基本、ワケアリのお客がやってきて、最終的には紫音の入れるポーションを飲んで解決、という流れは変わらず。
――その度に『不気味な目玉茶』を口移しに飲まされながらも、その一切の記憶を失う月子、そのリアクションがこれまで面白いくらい毎度毎度同じだったのが、今回ビミョウに違いが……。
なんでもアリ、という魔法じゃないけど。
この話の雰囲気、結構好きかも……。
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