

――、と、言う事で。早速買ってしまいました、2巻。
前回までは主人公・良彦と、方位神・黄金が各地の神様を巡って御用聞き……、という展開で。
勿論今巻でもその流れは変わりませんが。
前回にはいなかった「ヒロイン」らしきものが加わりました。
つい“らしきもの”って言ってしまう理由は年齢差――、なのですが。
そして。これまでちょっと、もしくは激しくマイナーな神様ばかりのご登場でしたが、とうとうかなりの大物が登場します。
さすがに『彼』を知らない、という人は……、特に去年から話題になってるアノ場所に関わる神様です、聞いたことくらいはあるはず。
あの逸話も日本神話の中じゃ割とメジャーな話……だと私は思うのだけど。
因幡の白兎の一件から続くストーリー、そして彼女のあの嘆きの歌、訳しの方にはかなり覚えが……。
うん。日本神話ってそのまま読むとすごくお堅く書かれてるけど、一歩引いてみると確かにこんなキャラなのかもしれない、と思えるような愉快な神様たち。
やっぱり、このシリーズ面白いです。
今はこの2巻が最新刊のようだけど、もし続刊が出るのならぜひ読みたいなぁ。
スポンサーサイト