

瑠璃龍とおこぼれ姫の新刊目当てで行った本屋でつい手に取ってしまった本。
朱色の鳥居と、狐のイラストがあって、タイトルに『神様』とあれば、当然稲荷神を思い浮かべる。
――けど、意表を突いた『方位神』、呼び名は「黄金」。
その彼を相棒(?)にして、神様たちの所用を聞き届け、解決していく話、なワケですが。
幸いにも『少年陰陽師』などの影響で、私の日本の神様の知識は……まあ、この話に出てくる主人公、良彦よりはあるかなぁ、といった程度に知っている、と、まあ名前を聞いた事くらいはある神様から、初めて聞いた類の神様まで、色々――。
けど、その神様たちのキャラがとっても素敵。
割とさくさく軽く読める感じの話なのに、軽く心が洗われるというか……、でも重くなりすぎず。
この話、かなり気に入りました。
私的には特に一言主様の回がお勧め。
一言主様、色んな意味で素敵すぎます!
――どうやら2巻も出ているようなので、次の機会に入手しようと思います!
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