

前々巻にて、雇い主たる母国ユナイア王セタンタより、当初の任務に加え『円満離婚』を申し付けられたフェル。
そして前巻にて、「身代わりが旦那様にバレている!?」と、とうとう知ってしまったフェル。
実際、第一巻から既にバレバレの事実。
これでやっと少しは前進するかと思いきや。新刊のサブタイトルはなんと『離婚の誓い』のワードが。
そして物語の冒頭にて出てくるアノ人からの“贈り物”がキッカケで、またも面倒くさい展開に進もうとする旦那様と、それに振り回されるフェル。
……でも、ここでイイ動きをしてくれるのは、やっぱりガウェイン先生。
あのクロウにガツンと言ってやれる貴重な人材、素敵です。
けど。もちろん一番胸のすく活躍をしてくれるのはやっぱりフェルですね。
グダグダしているクロウを蹴っ飛ばせるのはやっぱり彼女しかいない、と。
この親子、やっぱり最高です。
こっそり(?)フェルに接触してきたとある核心キャラとか、またしても怪しい試みを企んでいそうなアノ人とか。
その割に、舞台から一時的にも退場していってしまったガウェインとか。
またまた不安要素が色々ある中で。
――たった一巻間を置いただけでまたまた登場してきそうなエルラント第一王子。
と、もしかして一巻以来の本人登場となるか、第二王子、ゼルクの狐。
そして、疑惑のクロウの弟と、なんだか色々苦労していそうな“第四王子”と。
さて。次回はフェルが誰をどう唖然とさせてくれるのか。実に楽しみです♪
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