

“魔族”に改造されてしまったレイヴンを、果たして神子姫ブランシェは人間に戻すことができるのか――。
魔族化事業を主導してきた“神魔”が現れ、衝撃の事実を暴露し、事態は急展開。
レイヴン、そしてサーナキアの正体が民に明かされ、追われる身となったブランシェが逃げ込んだ先はレイヴンの実家!
……と、そこまではいいんですが。
せっかくの吸血鬼モノなのに、結局レイヴンはトーマ以外の血を吸うこともなく人間に戻っちゃうとか……。
レイヴンどころかサーナキアすら……。
ちょっと……いや、かなり物足りない!
なかなか「これだ!」と思える吸血鬼モノに出会えない……。
私的に今のところ「一番」だと思っている「
BLACK BLOOD BROTHERS
」シリーズが完結してはや5年、これを超える作品がなかなか見つからない……。
いえ、そういう個人的嗜好を抜きにすれば、これもまあ悪くはない展開だったとは思いますけど。
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