

前回登場してきた怪しげな幻獣使い――。早速動いてくるかと思いましたが……様子見程度で、大きな動きはなし。
望威も常と変わらず蒼司朗にべったりという以外変わった様子もなく。
前回その彼から“石”を受け取った四神の戦士たちはまず小此木神官長に相談、という事でこちらも特に進展はなし。
けど、前お庭番の息子がやって来る……! と、あらすじ表記にあり。
奇しくも前回、例の幻獣使いが回った場所が、その前お庭番が亡くなる前に回っていた場所だとか、なにか曰くありげな雰囲気で終わったのだから、そっちの謎が明かされる……、かと思いきや。
残念ながら、思春期真っ只中の中学生……きゃんきゃん吠える子犬ちゃん的なキャラが本筋の大半を乗っ取り、目立った進展は何一つなし。
……一応良い子、というくくりに入るらしい彼ですが、ちょっとイラっとさせられる、というか。
まあ、その対照として、蒼司朗のお庭番としての成長ぶりが見れたかな……?
でも次巻こそは、上記の謎、せめて一つくらいは進展してほしいなぁ……。
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