

寸止めの神に愛され、なかなか具体的な一歩が踏み出せない 花蓮と天綸の主従の『主』コンビの裏で、鳴鳴と理央の『従』コンビの関係が一気に進展……!
前々からフラグが立っていたものの、具体的な進展は無く、本人たちの気持ち以外の障害の無い主コンビとは逆に、本人たちの気持ち以上に周りの障害が色々ありそうな従コンビだっただけに。
まさかこうも一気に展開してくるとは。
今回の件でちょっぴり――いや、かなり哀れな役どころなのが玉毅なわけですが。
本当に見事な当て馬っぷり、踏んだり蹴ったり泣きっ面に蜂。
けど、根はかなりしっかりしているし……これはまた、お嬢様の妄想は現実になるんでしょうかね?
うん。今回のヒーローは間違いなく皇帝陛下ではなく宰相様でした。
そして、鳴鳴を颯爽と抱える理央の図をぽかんと眺める主コンビの図がなかなか……。
けれど、今巻のラスト。鳴鳴の素性が皇后にバレた全巻ラストより遥かにまずい展開が……。
帯のアオリもラスト3巻、とあるし……。
少しずつ、少しずつ軟化していた主コンビの関係がここでどうなっていくのか……。
まだ回収されてないフラグの行方も気になる……、某編集長と某編集者、そして某書家の微妙な関係をハタで見守る某作家と某絵師の図、とか……ね?
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