精霊歌士と夢見る野菜 紅色の祝祭

---

第一巻が面白かったので、買ってみた第二巻。そしてこの話、まだ続くようで……。
果たして、上・中・下の三巻じめで終わるのか、もう少し続くのか……は、まだ定かじゃありませんが。

今巻は、ヒロインメロウがお友達を作る……！　という。

いえ、実際は補習として出た課題で、どうしてもクラスメートと三人力を合わせて取り組まなければならなくなったメロウは、他二人と何とかうまくやろうと奮闘。
そのお二人、初めこそアレでしたが、これがまた味のあるキャラクターで……。特に「砂漠王子」の方は、どうやらヒーローエイディに対する恋のライバルに……なっていく感じなのかな、これは？

そしてもう一人、刺激的な新キャラ登場。メロウにとっては上記二人より遥かに複雑な感情を抱かざるを得ない「女王の子供たち」の一人が、その補習の特別講師としてやって来て……。

でも、ここまできてもまだ女王本人は出てきません。
けれど、次巻、多分本人が登場するんじゃないかなぁ、という前フリがありましたので。

野菜しか作れなかったメロウが、仮にも花や果物も育てられるようになり。
そんな彼女を、女王はどうしたいのか。

これは多分次巻も買うだろうなぁ……。