

女だということを隠している里桜こと白桜を取り巻く四人の男、青丞、朱咒、鵬玄のそれぞれの立ち居位置がはっきり分かれてきました。
前回、偶然にも白桜の秘密を知ってしまい、対応に戸惑っていた鵬玄は、今回やっぱり偶然にもその秘密の訳も知ってしまい……、その上で、「里桜」に好意を寄せる青丞に宣戦布告!
そして、白桜の秘密を知ってか知らずか、しょっちゅう一緒に「寝よう」とか、「風呂に入ろう」等と言っては白桜を困らせる朱咒は今回、彼自身の秘密が明らかに。
で、白桜の本命であるらしい青丞は、白桜と里桜に何か秘密がありそうだとは気づいているものの、唯一その正体にはまだ全く気づいていないようで。
ダークホース想月は、もちろん全ての秘密を知っていて、その上でその想いはいよいよ危険な方向へ……。
――と。
個人的にはやっぱり鵬玄が一番のお気に入り……なんだけどなぁ。
青丞をして「一番厄介」と言わしめ、行動力があって知恵もあって腕も立つ、と認めた彼。
ちなみに朱咒に言わせると、独占欲が強くて、恋人がいつもそばにいないと落ち着かなくて、何から何まで世話を焼いてあげたい的なちょっと面倒でうざい男、であるらしいけど……。
なぁんにも分かっていない青丞君は、知らないうちに想月から根深い恨みを買い。鵬玄からもライバル心を燃やされ。
そんな只中で、「秘密を暴く」と宣言した彼。
その裏で、またしても彼の父、龍宝帝が面倒事を提案してきた模様。さぁ、今度はどう切り抜けるのか。
でも……、今回の一件で「もうからかってくれるな」と朱咒に釘を刺してしまったから、今後は白桜にちょっかいを出した朱咒に鵬玄が怒り狂う場面が見られなくなる……、のかな?
割合お気に入りの一幕だったんだけど……。
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